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書もアート。特別なジャンルじゃありません。
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紹介したのはほんの一部。
こんなふうに、10人の作家が『西遊記』のエピソードを“書”で描き起こしています。
作品はどれもひとひねりあるもので、書展というより美術展として捉えた方が、受け入れやすいかもしれません。
それだけでなく、『西遊記』を改めて読み直すきっかけにもなりそう。
幻想の世界を文字で追って体験する不思議な感覚、そんな経験がきっかけになるなんてちょっと素敵じゃないですか?
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|為永摂子『ゴクウブンシンノジュツ(W)』
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奇想天外な“書ワールド”があなたを待ち受けてます。
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とにもかくにも、「半紙に書かれた綺麗な字、学校で学んだ書道」というイメージで訪れるといい意味で裏切られることでしょう。
「えっ、これでもいいの?」「これが字なの?」と固定観念をひっくり返されるに違いありません。
半紙に書かない、墨を使わない。遠くで見たり近くで見たり、読めたり読めなかったり。
『西遊記』以上に奇想天外、思いも寄らぬ大作が盛りだくさん。
あなたの知らない“書ワールド”へ、さあサルとともに足を踏み入れるべし。
text:サイトウリコ
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|友葭良一『西遊記の謎―数字』
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