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[第二章] |
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時を同じくして、私は『トイザらス』に行きました。最初は「ものの試しに見てみよう」というだけでした。しかし、そこで私が見たものは!!
ひと山いくら、で売られていたカエルくん(後の社長)だったのです。私の背丈以上ある大きなカゴに、何十匹も!! 私に向けられた彼らの眼差しを無視することができず、思わず手にとったわけです。そして当時の「人間の彼」にこう告げました。
「買って(はーと)」
ここからが、りこたろうのおねだり人生のはじまり。社長の値段は1999円、お手頃価格でした。 |
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[第三章] |
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かえるを手にいれた私は、名前をつけようと考えました。しかし、よい案が浮かばない。そのとき、ある友人が小さなカエルくんに『スチュワート』と名づけていたことを思い出しました。
スチュワートに負けない外国人の名前を!との対抗意識から、ひと箱売れるだけでチョコ販売員の気持ちを満たした『レオナルド様』の名前が浮かんだのです。
当時私が住んでいた街を苗字にして、「筑波(つくなみ)レオナルド」と命名しました。
そして……。 |
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