ミニレオ1号です。どーもです。
『WordCamp Tokyo 2009』がなければまず降りることはない……と思っていた葛西にこんな施設があったとは! 葛西駅到着の直前で車内アナウンスを耳にした鉄氏、昼休みの時間を狙って乗り込んでいきました。
『WordCamp Tokyo 2009』のスタッフのみなさんに、別の意味で感謝!らしいです。
この博物館は、多くの皆様、ことに小・中学生など若い世代の方々に、地下鉄をより一層理解していただきたいと願ってつくられました。地下鉄の歴史から新しい技術までを、「みて、ふれて、動かして」学習できる参加型ミュージアムです。
私達のくらしに密接に関わっている地下鉄を、楽しみながらいろいろな角度からながめて、新しい発見をして下さい。
(地下鉄博物館ウェブサイトより)
東西線の高架下にある施設なのでチョロチョロっとした感じ(失敬)と勝手に思ってましたら……
丸ノ内線1号車(300形)どーん!
開業当時の上野駅復元どーん!
タイガー計算機どーん!
千代田線(6000系)のシミュレータどーん!
これだけ充実していながら入場料は
やすっ!
こうした展示物の中に「出札掛の思い出」というパネルがあり、これがまたすごくいいこと書いてあったので一部引用しましょう。
出札掛の思い出
―昭和35(1960)ごろ―現在は、どこの駅にも自動券売機と自動改札機が設置されています。
今から40数年前の東京オリンピック以前の駅は《中略》今より厚くて硬い切符に日付を印刷しながら発売するため、朝のラッシュ時はもとより、スタジアムやホールのある最寄り駅、また他の鉄道が事故で不通になったときは混雑で窓口に行列ができました。
これを如何に早く解消するかにプロ意識を感じて仕事をしたものです。
このためには、関東一円の鉄道路線の駅名を覚える必要があり、非番日を利用して全ての鉄道に乗って覚えるのです。
《中略》
今思うと、関東一円の駅名を覚えたことで、自家用車に乗ったとき、都内近郊なら道路標識さえ見れば地図やカーナビは必要ないことが取り得と思っています。
以前紹介した元機関士の方のエピソード同様、〈昭和の鉄道マン〉の仕事へのひたむきさに打たれた回想でした。
常設展示のほか企画展もやっているようなので、いずれまた。
地下鉄博物館
http://www.chikahaku.jp/
葛西住民なのに未だに行ったことないです。。。
興味わいたので、今度行ってみまーす。