カラー複合機のスキャン機能が激しく便利な件について

レオ社長です。ども!

ただいま、福井市の戦後史にまつわるやや長めの原稿ライティングに携わっています。長め、といってもトータルで20000字程度のもので、陸上競技でいうなら短距離走の部類に入るくらいのボリュームだったりするのですけれど。

せっせとスキャンに励んでおります

で、今回の仕事ですごく役立っているのが、以前のエントリー(「複合機入れ替え」の巻、なのである。ヤホーイ! )で紹介した富士ゼロックスのカラー複合機です。ごりごり。

何が便利って、この機械、スキャンした画像をPDFファイルで取り出せる……富士通の『ScanSnap』みたいな、アナログ原稿のデジタル化がコピー機感覚でできること。本体上部の原稿送り装置に素材を置いて『ScanSnap』のように連続読み込みするのもありだし、カバーを開いて見開きごとに取り込むのもあり。『福井県史』『福井市史』のように厚い資料だって無問題です。

立花隆氏の著書『「知」のソフトウェア』(1984年)に

 私の場合、ロッキード事件(裁判ならびにそれに関連する田中角栄の動きを含む)については、事件の発生当初から今日にいたるまで市販のものを用いて、丹念なスクラップ・ブックを作成してきた。これが一九八三年末までに通巻三五〇巻に達した。三五〇巻というのは恐るべき量である。私が使用しているのは、ごく標準的なA3判のものであるが、背幅が二センチ五ミリある。だから、これを全巻横にならべると九メートル近くになってしまうのである。
(『「知」のソフトウェア』p.25)

という記述があるのですが、PDFでのクリッピングが当たり前になるとこういうエピソードも文字どおり昔話になるんでしょうな。

カラー イメージ スキャナ ScanSnap (スキャンスナップ) : 富士通
http://scansnap.fujitsu.com/jp/