ミニレオ1号です。どーもです。
鉄氏の突然の思い付きにより、昨日、福井市順化のflatにて『著作権についてまったりゆるく考えてみようの夕べ』と称したプチ勉強会……というより情報交換会を行いました。
「著作権のこと気にはなるけど、どうやって日常業務に生かすべきなんだろ?」という共通の認識を持ったネットショップオーナーやウェブデザイナー、アートディレクターなど8人が参加。ふだんの仕事で心がけていることや、サイトのデザインを真似られてしまったときの対処法などについて情報を共有しました。
タイトルのごとく19時過ぎからゆるく始まったミーティング。1階の『flat kitchen』でオーダーしたドリンクを飲みながら、まずは鉄氏が『著作権のキホンとCreative Commonsについて』というタイトルでミニセッション。
- 著作物と著作権の関係
- 著作権侵害の立証に必要な要件
- Creative Commonsライセンスの概要
- ライセンスの活用法
などについて話をした後、フリートークタイムへ。
話し合いの中では
- 法的手段に出なくても、電話一本で解決することもある
- 真似したとおぼしき企業・店舗がモールに出展している場合、モールの運営会社に対応を委ねた方がスムーズ
- 「○○ってサイトが真似してるみたい」とお客さんが教えてくれることもある
- 著作権を守りたいのはわかるけど、最初から建前論で交渉されちゃうと窮屈かも
- サイトやチラシのデザインを流用したいとき、一言ことわってくれるだけで制作側も了解することが多い
といった話題が出て、2時間のミーティングはあっという間に終わりました。
また、Creative Commonsライセンスをテーマにしたということで、鉄氏が『ブックビジネス 2.0』の電子書籍版(iPadアプリ)を紹介。章ごとに分割で購入できるだけでなく、各章がCreative Commonsライセンスで公開されていることに参加者の皆さんから驚きの声が上がっていました。
ということで、今回の関連資料として『ブックビジネス 2.0』の中から「クリエイティブ・コモンズ – 表示」(CC BY)にて公開されている、野口祐子氏の『多様化するコンテンツと著作権・ライセンス』(EPUBフォーマット)をここにアップしておきます。CC BYですので、野口氏の名前を表記する限り再配布(有償配布)や改変などご自由にどうぞ。
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