おかげさまで毎年、年末近くになるとオーダーの連絡をくださる広報紙のインタビュー記事です。
福井県内で活躍する美術作家や職人のかたがたを訪ねる同欄。今号では、福井県越前町に『たいら窯』を構える伝統工芸士・藤田重良右衛門さんの話を伺いました。かつては広く行われていた輪積みの技法を9代にわたって継いでいる藤田家。藤田さんは2008年から、その技術をアメリカ・ジョージア州の美大生たちに伝える活動も行っています。
「若者たちとフラットな関係になってものを見る」ことを心がける藤田さん。日本各地のものづくりの現場で課題となっている後継者育成について尋ねたところ「上の世代が幸せそうな顔してものを作っていれば、後継者は育つ」と明快な答えを返してくださいました。
CL:三谷市民文化振興財団 AG:コミネット W:森川徹志(カウベル・コーポレーション) P:飛田桂一(TOBITA PHOTOGRAPICS)