連載7年目となった県内事業所の取材記事。今月号は「デザインの力で商品の魅力アップ」というテーマのもと、里芋アイス『ムージー』を開発したSFV建石農園(大野市)の代表・建石正治さんを取材しました。
建石さんが就農したのは1970年代のなかば。里芋の増産に伴い地元の女性の力を借りるようになったことで、「女性たちがキラリと輝ける農作業の場を作りたい」と里芋アイスの開発を決意されました。約20年かかった商品化への過程で〈商品としての魅力〉を高めるべく、ふくい産業支援センターが行っている「デザインアカデミー」を活用されたとのことでした。
ちなみに建石さんを取材したのは前年の暮れ。このときもそれなりに雪が積もっていたのですが、まさかその雪が1月末までとけることなく残ってしまい、25年ぶりの大雪になるとは思いもしませんでした。
CL:ふくい産業支援センター W:森川徹志(カウベル・コーポレーション)