財団法人ふくい産業支援センターが毎月発行している情報誌の取材記事。今回取材したのは株式会社西洋菓子倶楽部の代表取締役・高倉文寛さんです。
1985年の創業以来、矢継ぎ早といえるアイテム展開や店舗展開で県内菓子業界の話題をさらってきた同社。先ごろ、初めての県外進出ということで、石川県加賀市に『サロン・ド・テ 西洋菓子倶楽部 高乃倉』をオープンしました。「洋菓子店の老舗を目指す」との同社のビジョンのもと、同店出店にあたっては「地元(石川県)に根ざした、定番となる土産菓子」の開発を行なったそうです。「地元に根ざした」と聞くと浮かぶのが〈地産地消〉というコンセプト。そのコンセプトを、加賀棒茶など地元産品の〈香り〉で体現したのが新鮮でした。
CL:ふくい産業支援センター W:森川徹志(カウベル・コーポレーション)