2017年10月、福井県福井市に東欧チェコのアートアニメーションがやってきます!
おかげさまでイベントは終了いたしました。ご来場くださったみなさま、ならびにイベント運営にお力添えくださったみなさまに感謝申し上げます。
チェコアニメ映画祭 in FUKUI 2017
(ちぇこあにめえいがさい・いん・ふくい・にせんじゅうなな)
2017年10月21日(土) 開場 13時30分 開演 14時
福井まちなか文化施設 響のホール
〒910-0006 福井県福井市中央1-4-13 電話 0776-30-0086
お手持ちの券種に沿って下記の順番でのご入場となります(すべて自由席です)。
第1部・トークショー・第2部 の3部構成となっています。
関係者さまからの要請に基づき下記のとおりといたしますので、ご理解・ご協力をたまわりますようお願い申し上げます。
ロビーは撮影可能ですが〈ほかのお客さまに一声、お声かけいただく〉〈ほかのお客さまが写真に写らないようにする〉などご配慮いただけますとありがたく存じます。
チェコで製作されたアニメーションのうち、1945年~69年製作のファミリー向け作品6本を上映します(字幕・一部作品同時吹き替えあり)。
チェコを代表するアニメーション作家の1人である、ヤン・シュヴァンクマイエルが1960年代~80年代に手掛けた作品6本を上映します(字幕あり)。
『もぐらのクルテク』『森の妖精 アマールカ』のDVD・おりがみ・缶入りキャンディ・マスキングテープ、ヨゼフ・パレチェクの絵本など取りそろえてお待ちしております。
数量限定となっていますので、お買い求めはお早めにどうぞ。
チェコの大学でのアニメーション研究歴もある映像ディレクター・牧野惇さん(福井県出身)を招いてのトークショー
1982年福井県生まれ。
2006年よりチェコの美術大学UMPRUMのTV&Film Graphic学科にてドローイングアニメーション、パペットアニメーションを学んだ後、東京藝術大学大学院映像研究科アニメーションコース修了。
実写・アートワーク・アニメーションの領域を自由にまたぎ、映像ディレクション、アートディレクションから、アニメーションディレクション、キャラクターデザイン、イラストレーションまで総合的に手掛ける。
Annecy(フランス)、Golden Kuker-Sofia(ブルガリア)などをはじめとした国際映画祭での受賞/招待上映や、ACC、AD FESTなど広告祭での受賞多数。
《公式プロフィールページ》
» https://www.pics.tokyo/people/atsushi-makino/
ドイツ、ポーランド、オーストリアなどと隣接するチェコ(旧チェコスロバキア)では古くから、近隣の大国から母国語を守る意義を持つメディアとして人形劇が発展していました。
その流れを受け、第二次世界大戦後になると人形を使ってアニメーションを作る作家が台頭し、「チェコアニメ」というジャンルの確立につながる動きが盛んになります。1コマずつ人形を手で動かして撮影する手法をとった作品も数多く残されています。
詩的、幻想的、ファンタジックな要素を持つ一方で、破壊的、懐疑的、シュールなテーマを持つ作品も少なくありません。そうした作風は、政治や経済などチェコが歩んだ社会背景と密接な関わりがあり、製作年度と照らし合わせながら目にしていただくとより深くストーリーの意義を感じ取られることでしょう。
チェコアニメをなぜ福井県で上映するのか。その理由について簡単に紹介いたします。
イベントを主催する株式会社カウベル・コーポレーションは福井県福井市を拠点にウェブサイト・雑誌等の企画・制作を行う編集プロダクションで、2017年10月におかげさまで創業15周年を迎えます。
その源流は、2000年11月に行ったイベント『チェコアニメ映画祭 in フクイ』(会場・メトロ劇場〔福井市〕)にまでさかのぼります。
同イベント運営のため、弊社代表取締役・森川徹志と専務取締役・齊藤理子が任意団体「チェコアニメ映画祭 in フクイ 実行委員会」をつくり、各々が会社から独立し合流、現在の弊社へとつながっております。
創業15周年を迎えるにあたり、弊社の原点であるチェコのアニメーションに再度着目し、福井の映画ファンともう一度その魅力を共有したいと本イベントを企画いたしました。